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「未来通信」vol.07 巻頭言 今こそ、住宅産業を再定義する時〜2015年パラダイムシフトする住宅産業を再定義する〜

住宅産業にも遂に情報資本主義の波が襲う

全ての既存産業がICT 技術によって業際が無くなりつつある。現在、私は次に挙げる二つのビジネスモデルに注目している。
① スマホを活用したオンデマンド配車サービス「UBER」
昨年日本上陸を果たした米国発のスマートフォンを活用したオンデマンド配車サービス「UBER」は、米国において個人の所有する車をタクシーとして活用させることを可能にし、一般の自家用車所有者がタクシービジネスに自由に参入する(大学生や弁護士の卵が学費稼ぎに活用する等)道を開いた。
 UBER は、顧客の要望と、個人または企業の余剰資源(自家用車を使っていない時間、ハイヤーが稼働していない隙間時間等)をマッチングさせた。
これは、タクシー産業を根底からひっくり返すほどの強烈なインパクトを与えるのではないかと私は見ている。
② 住宅の価値基準を利用価値へ変える「Airbnb」の衝撃
次に私が注目しているのは、空き室、空き家(空き時間)と宿泊希望客のマッチングサイト「Airbnb」である。一般の住宅の一部や、普段使用していないセカンドハウス等を「貸したい人」と、旅行等でそれに「泊まりたい人」を直接マッチングするCtoC(個人間取引)サービスである。
このサービスが面白いのは、人気のあるロケーションの建物(例えば、沖縄の離島のプール付別荘や富士山が目の前に見えるログハウス等)であれば、1日数万円で貸し出しても、相当にニーズがあるという点だ。中には、空き状況から推定すると相当な稼働率と宿泊
収益を上げていると思われるケースも、かなり存在する。
極端に言えば、このサービスをうまく活用すれば、富士五湖のログハウスを、宿泊収益と相殺すれば、実質「コストゼロ」で所有することさえも可能になると言える。 
既存のビジネスホテルや貸別荘とは比較にならないほど魅力的なロケーションや建物、設備がリーズナブルに利用できるとあって、日本においても急速に普及し始めているのである・・・

今こそ、住宅産業を再定義する時
〜2015年パラダイムシフトする住宅産業を再定義する〜

MSJグループ代表 鵜澤 泰功

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